2011年12月26日月曜日

ロンゲでメッシュ野郎の奮闘記 Vol,2

えーー、こんちわー。
寒いですね。 
二日続けて工房手記っちゃいます!
どんどんぶっちゃけるよwwwwww

まー、えーー、
『数珠とあきひと 第二話』!!wwwwww

例のIZAM事件から月日は流れ、僕が19歳の時のお話です。
高校を卒業してからすぐに入った会社でもくもくと仕事を頑張っていた僕に、
突然現れたその日。
そう、今思い出しても鳥肌が立つくらい嫌な思い出なのです。


あれは、冬があけ、ぽかぽかしだした日曜日の事でした。
一週間の疲れを癒す為、お昼くらいに目が覚めましたが
夕方まで家でごろごろしていました。
携帯が鳴り、見ると友人のA君。
友人A君(本当はあー君という。めんどいのであー君でいきます。)は、
同じ会社で同い年、高校は違いましたが、高校生の時から仲が良かった友人です。

『どーしたんやろ?今日の夜飲みに行こうとかやろうなー。』と

思いながら電話にでました。
すると、

『アッキー(僕)、もうすぐ家着くから出といて!』

と言うのです。
僕は

『?』
『あー、何かちょっとしゃべってく感じかー。』

と思い、

『分かったー。』

と言い、そのまま家着のグレーのスウェット上下でサンダルを履いて
家を出ました。
あー君もちょうど車で僕の家の前に着いたところでした。
僕は助手席に乗り
『どーしたん?』
って言おうとすると、あー君は車を出しました。
僕が、

『ちょ、おい、どこ行くねん!??』

って聞くと

『まーええから。』

と言うのです。

僕  『いやいや、どこ行くねんて!!??』

あー君『まーええから。』

のやり取りを繰り返しながら車は大阪方面へ向っています。
いいかげんしびれを切らした僕がキレ気味に

『どこ行くか言えや!俺こんな格好やぞ!ここで降りて帰るで!!』

と言うと、あー君はしぶしぶこう言ったのです。

「いやー、朝からパチンコ行ったらめっちゃ勝ってん、んで
 アッキー誘って風俗行こう思ってな!おごったるわ!』

僕 『!』

風俗なんて行った事がないし、何がどーなってどーなるかさっぱり
分からないし、おまけにスウェット上下にサンダル。

僕  『いやいや〜、やめとこうや〜、それやったらメシ食べに行こうや〜』

あー君『もうあかん、スイッチ入ってる』

このやり取りを繰り返してるうちに、某風俗街に到着。
車を停めるとあー君はそそくさと歩いて行きます。
僕は鎖でつながれてあー君に散歩されてる犬みたいになりながら、
某風俗店へ入りました。

そこであー君としばしのお別れ。

で、僕よりも10歳位年上の女性が来ました。
そして工場での仕事のような流れ作業が終わり、何とも言えぬ罪悪感に浸ってると
その女性が
『ねー、番号とアドレス教えて!めっちゃ気にいった!!今度デートしよう!』
と言うのです。

僕 『いや、もう勘弁してください。』

と言うと、その女、何をどう勘違いしたのか

女性『ほんまやって〜!信じてよ!!それやったらコレ持ってて!!!』

と、ものすごい高そうな数珠を僕の腕にはめてきました。

僕 『もう本当にやめてください。』

と言って数珠をはずそうとした時にボーイの人が近寄ってきて

『お時間です。』

すると女性は置いてあった僕の携帯をとり、自分の携帯にメールを送りだしました。

そして、こう言いました。

女性『これめっちゃ高い数珠やねん!ホンマにいらんかったら次デートした時に
   返して!約束ね!はい、これで絶対会わなあかんようになった!!』

『うっわー、最悪やー、どないしよー』

って僕がなってるうちに、もう店を出ないといけないらしく、せかされて
店を出ました。

車に戻ると、もうあー君は運転席にいて、ニヤニヤしながら僕を見ています。
助手席に乗るなり、

あー君『アッキー!その数珠どーしたん!???』

そのまま着けていたのを忘れていて、慌ててはずしポケットに入れました。
そしてあー君に事情を説明し、会う気も無いし、でも数珠は返さなあかんし
という相談をしました。

その頃にはもう外は真っ暗で、あー君とそのまま食事して帰りました。
家に着き、いつも通りリビングのテーブルにタバコやら携帯やらポケットに入ってるモノを全部置き、寝る事にしました。
そう、数珠もテーブルの上に置き。

まぁー数珠の事は明日考えよう。
うん、明日ゆっくり考えてメールしよう・・・zzz





朝になり、いつも通り母親がキッチンで弟の弁当を作りながら
僕を起こす声が聞こえ目が覚めました。

母『あきーーーー!!!朝やでー!コーヒー入れたから早く起きやー!』

僕『おう、起きた。コーヒー持ってきてー。』


するとすぐに母がコーヒーを持ってきてくれました。

母『はいっ!』

とマグカップを僕の前に置いた母の右腕に

風俗嬢の数珠が!!!!!!!!!!!!
 
僕、大声で

『おかん!アカーーーン!!!』

母『これ、よう似合っとうやろ?どうどう?』

僕『それ俺のじゃ!あ、いや違う、俺のじゃないねんけど・・・
  どーでもええから早くはずせやっ!!!』


母から受け取った数珠をすぐにポイしました。
母が気付いたらゴミ箱から取りそうだったので分からんようにポイしました。

もうメールなんかブッチよねっ♪
はい、昨日ちょっと悩んでたん朝いちで解決〜!!
以上!終了!!
全部あー君が悪い〜!!!

でも、そこで僕は気付いたのです。
『数珠はヤバい・・・』

第二話  終わり

読んで頂きありがとうございますwww
長かったでしょ?w
第三話はできたら年内に書きます。
無理やったらごめんなさいwww
くれぐれも僕に『数珠!』とか悪口言わないでくださいねwwwwww    あきひと